求人情報の見方・集め方とは

求人情報のありか

求人情報を手に入れたいとき、あなたはどんなところを利用しますか?求人情報はいろんなところにあります。なじみが深いのは新聞広告や、ハローワークの求人でしょうか。他にも例をあげると、派遣会社や人事紹介会社・求人サイト・就職面接会などのイベントなどがあります。最も身近なもので、縁故求人もその一つですね。これらの求人情報には、各々特徴があります。特定の業種に強いものや、専門職のみを扱うもの。正社員より、パート求人が中心なもの。若年者の方が有利なものから、高齢層の方が有利なもの。…大切なのは、これらの求人情報を出来るだけ広く沢山活用すること。企業も様々な機関や媒体に求人を出しているところもあれば、一か所に限定していることもあります。同じ所ばかりで情報収集していると、いつまでも出会えない求人があるということです。自分の望む条件に強い情報機関・媒体を中心に、定期的に他のものにも目を通す癖をつけましょう。そうすることで良い求人に出会う可能性はどんどん広がってゆくでしょう。そしてもうひとつ忘れてはいけないのが、「潜在求人」とういう存在です。上で例に挙げたものは、目に見える求人「顕在求人」といいます。潜在求人とは、これから世に出る企業経営者や人事担当者の頭の中にある求人をいいます。「いい人がいたらとりたい」という求人のことです。ここにアプローチするにはダメ元で直接応募連絡するしかありませんが、会ってもらえたならラッキーです。ライバルはほとんどいませんから。自分がどうしても行きたい業種・会社があるなら是非チャレンジしてみましょう。

応募条件の読み方

求人を見るとき、あなたが38歳だとして応募資格「35歳まで」となっていたらあなたはどうしますか?こういった場合多くの人が応募をあきらめるようです。でも、それははっきり言ってもったいない!会社側の気持ちになって考えてみましょう。何か理由があってその年齢にしている場合は別ですがたいていの場合は「だいたい35歳ぐらいで・・」と漠然と年齢の枠を決めいていることが多いのです。実際大人の3~4歳ってほとんど違いがないことが多いですよね。これは資格の有無にも言うことが出来ます。それがないと出来ない仕事は別にして、パソコンスキルなんかは資格がなくても使えればそれでいいんです。採用側も、「大体これくらい・・」という意味で条件に挙げていることもあります。転職活動で最も大切なのは何といっても経験です。未経験の32歳より、経験のある38歳の方が強いんです。ただし注意しなければいけないのは、アピール方法。なぜ、35歳の年齢の区切りがあるのにそれに応募したのか。分かりやすい資格は持っていないけど、どれくらいの経験・スキルがあるのか。つまり….応募者に採用担当者が会ってみるメリットはどこにあるのか。問い合わせの際でも、応募の際でもそれが伝わるようにしてください。その他、デメリットになるような条件も応募前のフォロー次第。交通費がかかるため嫌がられがちな遠方からの応募の際は、例えば「前職も同じくらい時間がかかるところだった」とか「実家が近くで土地勘がある」とか、とにかく相手が抱くだろうマイナスイメージを取り去るようアピールしましょう。これが面接に進むための求人の読み方・応募の仕方のポイントです。

ハローワーク等の公的機関の求人①

現在日本には様々な公的就労支援機関があります。国の政策運営機関としてのハローワークに、ジョブカフェと言われる地方自治体が運営している機関もあります。一般的に求人の受付は各機関ごとなので、国と地方自治体の求人内容は異なります。同じと勘違いしている方もいます、注意しましょう。ハローワークには全ての人を対象にした通常のもの以外に特定のターゲット層を対象にした専門のハローワークがあります。マザーズハローワークと言われる子育て世代を対象にしたもの人材銀行と言われる、ホワイトカラー層、専門職、管理職を対象にしたものヤングハローワークと言われる35歳未満を対象にしたもの介護ハローワークという介護職を中心に求人を扱っているものなどがあります。あれ?そんなのあったっけ?と思った方、ここまではっきりと専門ごとに分かれているところは首都圏を中心に大都市のお話。地方は通常のハローワークのみです。しかしながら、その通常のハローワークの中にたいてい専門コーナーもしくは専門の相談員が配置されています。ですので興味のある方は、一度聞いてみてください。ちなみにハローワークの求人は毎日更新されます。新規に求人の申し込みがあったら即日で公開されることがほとんどです。民間機関などと同様にネットでも求人は公開されていますがじつはこれはハローワークの求人のすべてではありません。近場の人しか欲しくない企業は、最寄のハローワークに限定してまたはネットと言う手軽さゆえに安易な気持ちでの応募を避けるためなどネットでの公開は求人者の判断に委ねられています。つまり、実際にハローワークに足を運ばないと入手できない求人があると言うことです。求職中時間があるときにはネットでの情報収集のみに頼らずハローワークに立ち寄る癖を付けましょう。

ハローワーク等の公的機関の求人②

ハローワークの求人の応募する際の注意点を覚えておきましょう。ハローワークを利用する際には、求職登録というのを行う必要があります。簡単なプロフィールと、希望条件を登録するのです。これらはあくまでハローワーク職員との面談で使用するものですので求人者側にここから情報が伝わることはありません。単に求人を見たいだけなら、登録しないでも閲覧は出来ますがハローワークの求人に応募する際には必ず必要になります。また、求職登録をしている人にだけ公開されている求人もあります。ちなみに直接応募、つまりハローワークを通さないでハローワークに出ている求人に応募するという方法もありますが出来れば避けた方が無難でしょう。求人側が国からの助成金がらみの求人を出している場合後々もめることが考えられます。どうしてもというのなら、応募の際に必ず求人者に「ハローワークで見たのですが、直接応募できますか?」と確認を取ってください。ハローワークは原則誰でも利用できますので仕事をしている人(つまりまだ退職していない人)でも応募できます。ただしこの場合、いつから働けるのか明確にしておく必要があります。採用側もいつから働いてくれるのか曖昧な人は取りたくないでしょう。ちなみに国がやっているからといって、求人内容が必ずしも信頼できるとは限りません。求人を受ける際に、最低限の違法条件はチェックされますが実際のところ、法令順守しているのは紙の上だけ・・という場合もあります。曖昧な点・気になる点は面接の際にしっかり確認するよう心がけましょう。

人材紹介会社と人材派遣会社

人材紹介会社とは、職業安定法に基づく民間の職業斡旋会社です。ハローワークなどの公的機関と大きく異なる点はあくまでビジネスで職業紹介を行っているということ。登録者つまり求職者からお金を取ることはほとんどありませんが成功報酬や、求人受付の時点で求人者側から報酬を得ています。よって、会社としても無料の機関を利用してではなくお金を払ってまで求人をするのですから、同然良い人材を期待しているといえます。紹介会社側も、どちらかというと企業側目線で紹介をしますから条件に合わない登録者には全く連絡がこないということもしばしばです。また、そのほとんどがホワイトカラー層や専門職など自社特有の専門分野を持っています。経験があまりない人、一般職を希望する人にはあまり向かないかもしれません。人材紹介会社と名前は似ていますが、内容が全く異なる人材派遣会社というものもあります。俗に言う「ハケン」というものです。これは派遣元である派遣会社と労働契約を結び実際に求人を出している派遣先の指示を受けながら働く形態の求人を扱う会社です。中には常用型と呼ばれる、派遣先がない時でも通常の雇用と同じように給料保障されるものもありますが、多くは登録型と言われる仕事がある時に雇用契約を結ぶものになります。一時、不況の頃に「派遣切り」という言葉が良く聞かれたせいか不安定なイメージが強いようですが、昨今派遣求人は非常に大きな割合を占めるようになっています。自分の働きたいイメージをよく検討して、スキルアップを考える時や未経験の職種にチャレンジするときまた一時的な収入源として考えるのであればこれほど都合の良い求人はありません。特に女性の様々なワークスタイルに対応しやすいのも特徴です。ぜひ一度検討してみましょう。

新聞求人広告および求人雑誌など

毎日の生活の中で、もっとも身近に目につきやすいものが新聞の求人広告や求人雑誌です。新聞広告ならたいてい日曜日などに新聞の折り込みに入っています。求人雑誌は本屋で売っている有名どころから最近増えてきた駅などに置いているフリーペーパーまで種類は様々です。新聞折り込み広告は、求人内容は介護・看護系などとにかく人が足りていない業種を中心に沢山の人を集めることを目的にしていますから求人条件は最低資格のみや不問と書いているものが多いです。しかしながら簡単にいろんな人の目に留まるということは応募者が多く採用選考は激戦になることは覚悟して下さい。また、新聞購読層を考えてか、ターゲット年齢に幅があるように思います。一方求人雑誌、特にフリーペーパーなどはどちらかというと若年層のターゲットにしているようです。正社員求人は少なく、飲食店は販売などパート・アルバイト求人が中心です。駅に置いてあるということは、その沿線を利用することを前提にしているつまり地域密着型であることが多いので、自分の希望する地域がはっきりと決まっているならばその周辺のフリーペーパーを探すようにしましょう。また地元密着といえばやはり掲示板や張り紙です。商店街やショッピングモールなど就労場所に張り紙で求人が出ていたりします。たいていパート・アルバイトですが、意識して歩いてみると意外とたくさんあることに気がつくはずです。特に張り紙がなくとも立ち寄ったお店で「是非働いてみたい!!」というところがあったら、直接お店の人に聞いてみるのもいいかもしれませんね。余談ですが、このごろは夜の世界の求人もフリーペーパーで普通に道に置いてありますので内容を良くお確かめの上お持ち帰りくださいね。

求人サイトの使い方

近頃の仕事探しにおいて、求人サイトほど手軽に簡単に求人を探せるものはありません。パソコンはもちろん携帯でも調べればかなり多くの求人が見ることが出来ます。求人サイトは単純に求人を閲覧することのみならず、登録すれば自分の条件に合った求人を配信してくれるものからキャリア診断や職業に関する様々な情報を提供してくれるものまであります。また、中には自分のキャリアを公開することで求人者や紹介会社がアプローチしてくるのを待つスカウトサービスを展開しているところもあります。求人サイトもかなりたくさんありますので、自分の気に入ったものを数社登録すればいいかと思いますがその際の注意点を少しお話したいと思います。求人サイトも人材紹介会社と同様、得意な求人の分野があります。自分の希望に近い条件の求人が一度でもあれば今後も類似の求人が出る可能性があるということです。求人サイトを利用する際はやみくもに登録せずに各社の傾向を探ってからにしましょう。また希望する業種が絞れているなら、その分野の会社のHPを見ることも習慣づけましょう。タイミング良く求人募集があれば、たいてい自社のHPに求人を載せているはずです。また、新規事業などを計画しているなどの発表があったら近々求人ニーズがあるということです。ちなみに最近は口コミサイトや掲示板で会社の評判などを調べることもできますが、これを鵜呑みにすることはしないでください。貴重な情報もあることは確かですが、勝手な思い込みや、悪意のあるものまたはやらせなど真偽の不確かな口コミもあふれています。あくまで参考程度にとどめるようにしましょう。

転職イベント

転職イベントとは、転職希望者と求人希望者が集団で出会う場のことを言います。「合同面接会」「転職フェア」「合同企業説明会」などなど名称は様々です。これらは民間が主体になって企画しているものと、公的機関が主催のものがあります。どちらの場合も、広い体育館のようなスペースで各企業がブースに分かれて待機しています。そこに求職希望者が数人単位または単独で企業の説明などを聞くというスタイルのものです。民間主体のものは、職種別・業種別であったり企業側が欲しい人材のターゲットを絞って開催されるものが多く新聞社や人材ビジネスの会社が主催します。一方公的機関のほうは、失業率の高い年代・性別・地域を中心に開催されることが多く、参加企業は大部分が中小企業が占めているという特徴があります。この両者の大きな違いは、公的機関のイベントではその場で「面接」を受けられるかどうかです。法律上、民間の方はあくまで「説明会」という建前で、その場での個別面接は行われません。とはいえ、後日アプローチがあったりするので、求人に応募する際のためには重要な自己PRの場と捉えましょう。その場で書き込む書類がある時は、気を抜かず自己の良い点を印象づけるつもりで準備して臨みましょう。ブースに座っているのは間違いなく採用担当の関係者です。そして結構その時のことは覚えている方が多いですから。また、公的機関の面接会では書類選考ではねられることが多い人もいきなり面接が受けられるチャンスです。もちろん、書類だけ受け取って後日ということもありますが少なくとも相手側に会って話が出来るメリットがあります。要は「説明会」という名前でも「面接会」でも大切なことは変わりません。採用担当者に直接会うということを頭に入れて服装・態度・心構えはきちんと準備していってください。

縁故求人

「縁故求人」と聞くとどんなイメージがありますか?たまた知りあいに会社を経営している人がいるような特別ラッキーな人が特別枠で会社に入れてもらうもの・・と思っていませんか?「縁故求人」というと、自分には関係のないものとかあまり機会がないものと思い込んでいる人が多い気がします。しかしながら、多くの企業では縁故求人で採用することが非常に多いです。経営者の立場に立ってみると、全く知らない人を数回の面接のみで決定し大切な仕事をしてもらうというのはなかなかリスクの高いもの。中小企業の経理関係者が、経営者の奥さんであることが多いことなどを考えればよくわかることと思います。また、縁故求人と一概に言ってもいろんなパターンがあります。読んで字のごとく「縁」を使って仕事を見つけるのですから親族はもちろん、友人、前職の同僚などなどあなたが「縁」があって知り合った人は沢山いると思います。年齢が上がるほど、求人数が厳しくなる一方で「縁」があって知り合っているいる人は若い人より多いはずです。その分有利と思って縁故はどんどん利用してください。しかしながら、縁故求人の難しいところはそのお願いの仕方です。逆の立場でも「何かいい仕事ない?」と直接お願いされたらちょっと困ってしまいますよね。ちょっぴり遠回しな言い方が良いかもしれません。例えば同じように子育てしているママさんに「今の仕事ってどうやってみつけたの?」とその人の就職のいきさつについて質問してみる。または、「○○って仕事は、実際どんな感じ?」と仕事内容について質問してみる・・などオブラートに包んで、仕事を探している事を伝えてみてください。そうすれば、もしたまたまその人の会社で空きが出たら「あの人仕事探してたな~」と思い出しお声がかかるかもしれません。チャンスの種は自分でまくことが大切ですよ。